ソニーFX9ハンズオン
FX9の発表とインタビュー(記事はこちら)に続き、FX9のハンズオンとレビューをレポートする。なお、レビューに使用したカメラは試作品のため、最終のものではない。
IBCに先立ち、ソニーはロンドンでFX9フルフレームカメラのハンズオンイベントを開催した。 2日間のイベントで、プリプロダクションのカメラが提供され、開発者の説明もあった。また、イーストロンドンのスタジオで実際に撮影する機会もあった。
他のメディアも同席して、新しいFx9を試した。興味深かったのは、フルフレームのFX9にソニーの高速ハイブリッドオートフォーカスが搭載されていることだ。これは、実際にはキヤノンのデュアルピクセルオートフォーカスと同等(またはそれ以上)の性能がある。顔を認識して登録し、絞りが開き気味でも焦点を合わせ続けることができるのは驚くべきことだ。
さらに、FS7に比べて感度が大幅に向上している。もちろん、フルフレームセンサーは、より浅い被写界深度とより広い視野を持つ。FX9は6Kセンサーが搭載されており、4Kにダウンサンプリングしている。後日6K出力が追加されることを期待したい。
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フジヤエービックのショップサイト
SONY PXW-FX9(本体のみ)
画像のレンズは付属しません
※2020年1月発売予定
SONY PXW-FX9K(キットレンズ付属)
※2020年1月発売予定

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Nino Leitner
Nino Leitner, AAC is Co-CEO of CineD and MZed. He co-owns CineD (alongside Johnnie Behiri), through his company Nino Film GmbH. Nino is a cinematographer and producer, well-traveled around the world for his productions and filmmaking workshops. He specializes in shooting documentaries and commercials, and at times a narrative piece. Nino is a studied Master of Arts. He lives with his wife and son in Vienna, Austria.